【イベント概要】
岩崎貴宏の個展「箱景」の記念イベントとして、建築家で京都市京セラ美術館館長の青木淳氏をお招きし、トークイベントを開催いたします。

青木氏が館長を務める京都市京セラ美術館で2023年に開催された「跳躍するつくり手たち「アート、デザイン、テクノロジーの現在と未来：6人のつくり手たちと語る」」で繊細かつ圧巻の大作を出展し来館者に強い印象を残した岩崎貴宏氏。
巨大建造物や歴史的建築物をモチーフにした作品で見る物を驚かせてきた岩崎氏を、建築家の視点で青木氏はどのように見ているのか、また会期が始まったばかりの個展での新作群も含め作品についてや制作に至る思索についてなどご対談いただきます。

2017年に第57回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館代表作家に選出された岩崎氏と、2025年の第19回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の日本館展示のキュレーターに決定している青木氏。
現代アートと建築の分野において世界を舞台に第一線で活躍を続け、また大学で後進の指導に当たってきた共通点もあるお二人の現在、そしてこれからのアート・建築界に向けてのお話を伺うまたとない機会となります。どうぞご期待ください。皆様のお越しをお待ちしております。


【登壇者プロフィール】
◆岩崎貴宏
1975年広島⽣まれ。2003年広島市立大学芸術学研究科修了、05年エジンバラ・カレッジ・オブ・アート大学院修了。歯ブラシ、文庫本の栞、シャーペンの芯など身の回りにあるものを使って建築物を模した、繊細な立体作品を制作。本を建設中のビルに見立て、付属の栞を解いてクレーンを組み立てた「テクトニック・モデル」シリーズなど、遠近で見え方が異なる作品によって固定化された視点に揺さぶりをかける。
2017年に第 57 回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館代表作家に選出。
近年は、「百年後芸術祭〜環境と欲望〜内房総アートフェス」(富津埋立記念館、千葉)、「The Hints 今と未来を見つめる12の視点」(三井住友銀行東館1階 アースガーデン、東京)、「市原湖畔美術館開館10周年記念展　湖の秘密－川は湖になった」(市原湖畔美術館、千葉)、「六本木アートナイト2023」(第一レーヌビル、2023年)、「跳躍するつくり手たち「アート、デザイン、テクノロジーの現在と未来：6人のつくり手たちと語る」」(京都市京セラ美術館、2023年)、「日常のあわい」(金沢21世紀美術館、2021年) など、国内外を問わず数多くの展覧会に参加している。
2022年、第33回タカシマヤ美術賞受賞。2018年、芸術選奨 美術部門において、文部科学大臣新人賞受賞。

◆青木淳
1956年横浜生まれ。1982年に、東京大学修士課程建築学修了。1991年、青木淳建築計画事務所（現在、ASに改組）を設立、主宰。代表作に、「馬見原橋」、「潟博物館」、「青森県立美術館」（1999年建築学会作品賞）、「ルイ・ヴィトン名古屋・栄」、「大宮前体育館」、「三次市民ホール きりり」、「京都市美術館（通称：京都市京セラ美術館）」（西澤徹夫との共作、2021年度建築学会作品集）など。2005年に芸術選奨文部科学大臣新人賞、2021年に毎日芸術賞を受賞。京都市美術館（通称：京都市京セラ美術館）館長。東京藝術大学名誉教授。


【開催場所】
京都高島屋S.C. T8 5/6F 京都 蔦屋書店内
（〒600-8002　京都市下京区四条通寺町東入2丁目御旅町35）


【開催日時】
2024/11/2（土）15:00～16：30　※14:30より受付・入場開始


【参加料】
1,650円（税込）


【申込締切】
WEBでのお申込みはイベント開始時刻の1時間前まで。
当日会場でのお申込みも開始時間15分前まで可能（空席有の場合）


【注意事項】
・参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。
・イベント当日は開始時刻の30分前より、6F ギャラリーにて受付開始します。係りの者に決済完了時に送信されるご案内のメールをご提示ください。
・お客様都合でのキャンセルは承っておりません。
・参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承ください。
・止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。