会期::2025年2月25日(火)

時間::19:00～20:30(15分前より入場／接続可能です)

場所::蔦屋書店3号館 2階 イベントスペース／ZOOM配信

主催::代官山 蔦屋書店

問い合わせ先:: daikanyama.tsutayabooks.onlineevent@ccc.co.jp

【概要】べてるの家の向谷地生良さんは、本書に所収された長大なインタビューにおいて、意外なことをしばしば語っている。寝泊まりしていた教会で起きた解離体験、中学時代に教師から受けた酷い暴力、弟の発病、名付け親の伯父が体験した途方もない戦争トラウマ。事件そのものも衝撃的だが、それに対する向谷地さんの反応がまた不思議なのだ。本書最終章で大澤真幸さんは、これら向谷地さんの独特の応答の仕方に注目して、刮目すべき向谷地生良論、当事者研究論を展開している。論点は「〈知〉が〈真実〉として機能するのはなぜか」。当日のトークは、その答え合わせでもある。

【参加条件】
イベントチケット予約・販売サービス「Event Manager」にて、いずれかの対象商品をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。

【対象商品】
■来店参加…65名様
・イベント [来店参加] 券(2,000円／税込)
・書籍『向谷地さん、幻覚妄想ってどうやって聞いたらいいんですか？』(医学書院・2,200円／税込)+イベント [来店参加] 券(1,500円／税込) セット 3,700 円(税込)

※書籍は当日受付にてお渡しいたします。
■オンライン視聴参加…400名様
・イベント [オンライン参加] 券(1,500円／税込)
・書籍『向谷地さん、幻覚妄想ってどうやって聞いたらいいんですか？』(医学書院・2,200円／税込)+イベント [オンライン参加] 券(1,000円／税込)+送料(500円／税込) セット 3,700円(税込)

※書籍は1月下旬に入荷予定です。入荷後に配送いたします。
※Event Manegerで取得したお客様の個人情報は、本イベントへお申し込み頂いた方への商品発送にのみ使用し、それ以外での使用は行いません。個人情報のお取り扱いについてご同意の上、お申込み下さい。

【サポートをご希望の参加者の方へ】
イベント参加にあたってサポートのご希望があれば、イベントタイトル(『オタク文化とフェミニズム』(青土社)刊行記念トークイベント)を件名に明記の上、メールアドレスdaikanyama.tsutayabooks.onlineevent@ccc.co.jpにてお問い合せください。確認の上、担当者よりご連絡いたします。

※過去のご相談事例：申し込みができない場合のご案内／字幕配信の手配／座席の配慮希望／車椅子でのご参加／障害のある方の付き添いについて／未就学児の参加の相談など。

【オンラインイベント アーカイブ配信のお知らせ】
本オンラインイベントにお申込みのお客様は、イベント終了後、一定期間イベントのアーカイブ配信をご視聴頂けます。
日時にご都合がつかない場合や、もう一度見たい場合などにご利用ください。
なお、イベント終了後は、アーカイブ配信のみの販売等はございませんのでご注意ください。
アーカイブ配信視聴方法につきましては、準備ができ次第、対象商品をご購入のお客様あてにメッセージをお送りさせていただきます。

【プロフィール】

向谷地生良 (むかいやち・いくよし)
1955年青森県生まれ。北星学園大学社会福祉学科卒業後、浦河赤十字病院でソーシャルワーカーとして勤務。当事者と教会の一室に住み込み、1984年に彼らとともに「べてるの家」を設立。現在、理事長。北海道医療大学でも教鞭を執り、現在、名誉教授。 主な著書に、『安心して絶望できる人生』（共著、NHK出版）、『技法以前』（医学書院）、『当事者研究の研究』（共著、医学書院）など。 べてるの家の書籍としては、『べてるの家の本』（べてるの家の本制作委員会）、『ベてるの家の「非」援助論』（医学書院）、『べてるの家の「当事者研究」』（医学書院）などがある。

大澤真幸 (おおさわ・まさち)
1958年長野県生まれ。社会学者。『ナショナリズムの由来』（講談社）で毎日出版文化賞。『自由という牢獄』（岩波書店）で河合隼雄学芸賞を受賞。個人思想誌『THINKING「O」』主宰。『〈世界史〉の哲学』（講談社）が、「古代編」「中世篇」「東洋篇」「イスラーム篇」「近世篇」「近代編1」「近代編2」「現代篇1」と継続中。 ほかに『〈自由〉の条件』『経済の起原』（岩波書店）、『ふしぎなキリスト教』（共著、講談社）、『社会学史』（講談社現代新書）、『資本主義の〈その先〉へ』（筑摩書房）、『私の先生』（青土社）、『メディア論集成』（人文書院）など多数。