■会期::2024年9月20日(金)
■トークイベント::18:30～

【概要】
日本のアート市場は現在、世界の1%に過ぎない。米国が42%と大半を占め、中国の19%、英国の17%、フランスの7%と、アート市場におけるTOP4はこの様になっているが、供給と需要のバランス的にはやはり英国とフランスといったところか。
ただ、日本から供給されるコンテンツはドラえもん、ポケモン、スラムダンクや幽遊白書、ドラゴンボールなどの「漫画」を筆頭に、ウルトラマンやガンダム、そしてジブリなど世界を座関するキャラクターコンテンツが存在する。このキャラクターたちが、アートとシンクロし、海外から一定の評価を得た時に、日本の市場は大きく伸びる可能性を秘める。 また、国内では「junaida」の様に「怪物園」や「街どろぼう」など絵本のビックヒットから、作品がアート市場において付加価値を上げている現状もある。

“QUOTATION”IN THE ARTの企画第一弾としては、”ウルトラマン”と、 日本を代表するSTREET ARTIST「RoamCouch」(バンクシーの2015年終末論的テーマパークインスタレーション「ディズマランド」のインスピレーションの源として広く認められているJeff Gilletteと共作を続けているアーティスト)のコラボレーションを 実施した。
今回のトークイベントでは、ウルトラマンにアートを手掛けたRoamCouch氏と、 東京藝大教授・クリエイティブディレクターの箭内道彦氏、作家・ミュージシャンの タカハシヒョウリ氏を迎え、”QUOTATION”編集長の蜂賀 亨の司会で、現在の日本のアートシーンの現状と未来を語っていく。

【書籍情報】
"QUOTATION" IN THE ART Vol.1
著者/出版社：
MATOI PUBLISHING INC,
サイズ：B5変型（1.8 x 18.4 x 26 cm）
頁数：224ページ
価格：¥2,200＋tax
ISBN：9784904431917
発売日：2024年5月24日

【参加条件】
イベントチケット予約・販売サービス「Event Manager」にて、いずれかの対象商品をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。

【対象商品】
■店頭参加…65名様
・イベント [店頭参加] 券(2,200円／税込)

■オンライン視聴参加…100名様
・イベント [オンライン参加] 券(1,650円／税込)

※アーカイブ配信も事前にオンラインチケットの購入が必要です。
※書籍『"QUOTATION" IN THE ART Vol.』は、当日会場にてお求めいただけます。

※Event Manegerで取得したお客様の個人情報は、本イベントへお申し込み頂いた方への商品発送にのみ使用し、それ以外での使用は行いません。個人情報のお取り扱いについてご同意の上、お申込み下さい。

受付締め切り: 2024年9月20日(金) 18:00まで

【プロフィール】
箭内道彦氏(CMディレクター・藝大教授)
https://www.yanaimichihiko.jp
https://ja.wikipedia.org/wiki/箭内道彦
https://adv.asahi.com/series/interview/14836935
1964年福島県郡山市生まれ。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業後、 博報堂を経て、風とロックを設立。タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」等、 数々の話題の広告キャンペーンを手掛ける。福島県クリエイティブディレクター、 東京藝術大学学長特命・美術学部デザイン科教授、2011年NHK紅白歌合戦出場のロックバンド猪苗代湖ズのギタリストでもある。
 
RoamCouch氏(ストリートアーティスト)
http://roamcouch.com
https://www.instagram.com/roamcouch/?hl=ja

Roamcouch/小川 亮
1976年日本 岐阜県生まれ
ストリートアーティストでもありステンシルアーティスト、グラフィティーアーティストとも呼ばれる。
2011年にRoamcouchとしてのキャリアを開始し、繊細で精密なハンドカットによるステンシルと呼ばれる版を、５０枚以上を重ねてスプレーで描くことで、ロマンチックな芸術作品を制作しており、国内外の個展などで高い評価を受けている。緻密で豊かなステンシル絵画は、ステンシルアートの固定概念を再定義した。
2014年、ニューヨークで初の個展「A Beautiful Life」を開催し、コレクション全商品を完売させるという快挙を達成した。また、2014年に「Emotional Bridge Project」というプロジェクトを立ち上げ、故郷を活性化させるために自主的に絵画を描いており、自分の芸術作品を故郷の街の壁に描くことで、人々の呼び込みを試みている。
近年はBanksyの「Dismaland」の原作者で知られるJeff Gilletteとの共同制作も長く続けており、現在も国内外で作品を発表、高い評価を受けている。
 
タカハシヒョウリ氏(ミュージシャン・作家)
https://x.com/TakahashiHyouri/highlights
ミュージシャン・作家。ロックバンド「オワリカラ」のボーカル・ギターとして6枚のアルバムをリリース。作詞作曲家として他アーティスト、映像作品への楽曲提供や、大槻ケンヂ氏(筋肉少女帯)との楽曲共作、アジア5ヶ国で放送されるポケモンカードゲームCM音楽制作などを担当。
また、様々な文化への偏愛に満ちた筆致で文筆家としても活動、カルチャー専門誌から女性ファッション誌まで幅広い媒体にコラム寄稿、番組出演なども多数。
自身の「特撮愛」が高じて、特撮音楽をバンドサウンドで表現する「科楽特奏隊」を仲間たちと結成。監督も務めたMVではウルトラセブンと共演し、「おはスタ(テレビ東京)」に出演。近年は、円谷プロダクション公式メディア連載やイベント出演、アートプロジェクト「ウルトラ怪獣もののけ絵巻」企画、『ウルトラセブン』55周年映像にミュージシャン役として出演など。

蜂賀 亨氏("QUOTATION" 編集長)
ピエブックス(現パイインターナショナル)を経て、1997年ファウンダーとしてクリエイターマガジン「+81」を企画／創刊させ、11号まで編集長を務める。その後「GASプロジェクト」開始にあわせて、 クリエイティブディレクター、 エディトリアルディレクターとして、 書籍シリーズGAS BOOKを中心に、GAS DVD、GAS SHOPにおけるディレクション・展覧会の企画等を担当。2008年11月世界のクリエイティブジャーナル誌 「QUOTATION」(BNN新社刊 – no.12／Matoi Publishing No.13-)を創刊させ、 編集長を担当するなど クリエイティブ、グラフィックデザインをテーマに様々な分野で企画／プロデュース、執筆、デザイン、 ディレクションなどを手掛ける。著書に『from Magazine』（BNN新社）『creative in japan』（BNN新社）などがある。