
パネルディスカッション「写真とテキストの織りなす世界: 展覧会と写真集を通じたイメージから物語への芸術の旅」
- 申込期間
- 2025年4月3日(木) 9:00 - 2025年4月26日(土) 18:00
- 会場
- 京都高島屋 S.C. T8『京都 蔦屋書店 6F シェアラウンジ』
■概要
本対談では、「Metal Odyssey」のキュレーターであるYi-Ning LIN(Michelle)とYang Chia-Shinが、フォトブックの専門家を迎え、写真作品がテキストを通じてどのように新たな解釈の次元を獲得するのか、テキストが視覚芸術の物語性をどのように豊かにするのか、そしてイメージとテキストの融合が観客の共鳴や参加をいかに深めるのかを探ります。
Yi-Ning LIN(Michelle)とYang Chia-Shinは、「Metal Odyssey」展を例に挙げ、「写真とテキスト」「プライベートからパブリックへ」「観客参加型」というキュレーション戦略を軸に議論を展開します。彼らは、本展がアーカイブ、日記、写真、映像といった多様なメディアを通じて、個人的な挑戦や親密な体験を公共的な美的体験へと昇華させるプロセスを紹介します。さらに、観客の能動的な参加と対話を促し、従来の展示形式を共同創造の場へと変容させる試み、そしてその変化がキュレーションの実践に与える影響についても語ります。ゲストスピーカーは、フォトブック制作の視点から、同様のテーマに関する編集戦略や事例を紹介し、議論をさらに深めます。
■開催場所
京都高島屋 S.C. T8 6F シェアラウンジ
(〒600-8002 京都市下京区四条通寺町東入2丁目御旅町35)
https://store.tsite.jp/kyoto/access/
■開催日時
2025年4月26日(土)19:00~20:30 ※18:40より開場
■参加費
無料
■定員数(先着順)
40名
■申込締切 ※先着順
オンラインでのご予約受付は、2025年4月26日(土)18:00まで。
※空きがある場合のみ、当日店頭お申込みも可能です。
■登壇者
後藤由美(インディペンデントキュレーター)
東京を拠点に活動するインディペンデントキュレーター。写真に関する包括的なプロデュース、キュレーション、写真編集、出版、リサーチ、コンサルティング、教育、人材育成などを手がける。主なテーマは紛争、現代社会問題、人権侵害、女性問題など。人道支援・人権擁護団体向けの写真キャンペーンや出版、国際的な写真賞、フォトフェスティバル、イベントの審査、ノミネーション、キュレーション、プロデュースなどを手がける。また、「リマインダーズ・フォトグラフィー・ストロングホールド」(RPS)の共同運営者でありキュレーターとして、写真に関連した多目的な活動を展開している。さらに、2020年には「RPS京都分室パプロル」を設立し、活動している。
Yi-Ning Lin(キュレーター)
Yi-Ning Linは、2024年のJimei × Arles 写真・映像のキュレーター賞の受賞者。現在は、忠泰美術館で勤務中。ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)で現代アートのキュレーションの修士号を取得。視覚芸術の分野における役割間で生じる音に深く魅了され、アーカイブの過程を観察し記録することに情熱を注いでいる。2020年のパンデミック発生以来、彼女は「隨藝聊聊」というアートポッドキャストをキュレーション・ホスティングしており、現代アートの現状を取り上げ、アーティストとキュレーターの対話を記録することに励んでいる。これまで、展示企画、美術評論の執筆、展示ツアーの案内、ディスカッションの進行など、幅広いキュレーターとしての経験を積んできた。
Chia-Shin Yang(キュレーター、アーティスト)
Chia-Shin Yangは、2024年のJimei x Arles 写真・映像のキュレーター賞の受賞者。病気やトラウマの経験に対する主観が作品の中心となっており、それは写真、インスタレーション、アーティストブック、その他の混合メディアなど、さまざまな芸術媒体をも通じて表現されてきた。作品は、身体、視覚体験、物質、物体、空間との相互作用を探求し、痕跡と痛みの概念を中心に展開される。また、感情的な物語や認識、身体性、そして病気やトラウマによって形作られた多感覚的な構造について考察している。こうして、病気が記憶や身体的・精神的な状態に与える影響に対して勇敢にも立ち向かっている。
【注意事項(必ずお読みください)】
■イベント全体について
・参加チケットは数に限りがございますのでご注意ください。
販売予定数に到達次第、受付終了です。
・システムの都合など、予告なく販売を終了させていただく場合がございます。
・お客様都合でのキャンセルは承っておりません。
・参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承ください。
・止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
・参加券1枚で1名様にご参加いただけます。(未就学児のお子様の同伴は可)
■チケットについて
・イベント当日は、申込完了時に送信されるご案内のメールを必ずお持ちください。こちらのメールがチケットの代わりです。メールの紛失・お忘れには一切責任を負いません。
【主催】
京都 蔦屋書店 KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭
予約受付状況
△:残りわずか
✕:予定枚数終了
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支払方法
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