【アーカイブ販売1月31日まで】「看護できない患者はいない」 中井久夫の「ケアの言葉」を読む
- 申込期間
- 2024年12月23日(月) 0:00 - 2025年1月31日(金) 23:59
- 会場
- オンライン
こちらは、2024年12月17日に開催されたイベントのアーカイブ配信視聴用のページです。
一昨年の8月8日に永眠された中井久夫さんは精神科医・文学者として広く知られているが、その幅広い活動の下に一貫して流れていたのは「ケア」の思想ではなかったか。なにより「ケア」の人だったのではないか。そして、「ケア」こそが人を回復に導くと言っていたのではないか――そんな思いを胸に、「シリーズ ケアをひらく」担当編集の白石正明さんと、最近になって(ようやく)中井久夫にハマったという代官山 蔦屋書店人文コンシェルジュの宮台由美子が語り合います。「理解はついに信に及ばない」「治るとは病気の前に戻ることじゃない」「今はまだ向かい風の時だなぁ」「脳と心は表裏一体」などなど、具体的でありながら奥行きのある言葉を皆様と一緒に味わえたらと思います。
・イベント [アーカイブ視聴] 券(1,500円/税込)
【プロフィール】
白石 正明 (しらいし・まさあき)
医学書院にて2019年に毎日出版文化賞を受賞した「シリーズ ケアをひらく」を担当。同シリーズには川口有美子『逝かない身体』(大宅壮一ノンフィクション賞)、熊谷晋一郎『リハビリの夜』(新潮ドキュメント賞)、國分功一郎『中動態の世界』(小林秀雄賞)、東畑開人『居るのはつらいよ』(大佛次郎論壇賞)などがある。その他、中井久夫『看護のための精神医学』、滝川一廣『子どものための精神医学』、イヴ・ジネスト他『ユマニチュード入門』など。今年は柴崎友香『あらゆることは今起こる』、赤坂真理『安全に狂う方法』、村澤和多里・真保呂『異界の歩き方』、斎藤環『イルカと否定神学』を刊行。 今年3月に医学書院を退職したが、あまり生活は変わらない(涙)。
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